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ワイヤレスイヤホンマニアが有線ヘッドホンを試してみた!

僕は一時期、ワイヤレスイヤホンやらノイズキャンセリングに熱中してて、いろいろなイヤホンを試してはメルカリで売るというのを繰り返していた。

買わないにしても、こんな記事を書くくらい話題の製品はチェックしていた。

現在使っている有線イヤホン

しかし、最近環境の変化から有線の使いやすさに驚いている。

現在、毎日のように使用している有線のイヤホン、ヘッドホンはこの3本!

3.5mm端子イヤホン「Apple EarPods」

Apple純正のマイク付きイヤホン。最も重要な用途はYouTube音声を別撮りするときのマイク。

そもそもの用途が通話用だから環境音を拾わないように設計されている。そして世界標準の安定の音質。必要最低限の音質は担保されている。

音楽を聞くにしてもインナーイヤー型だから長時間使用していても疲れないのが最大のメリット。

そして、Apple製品は単体で購入しようとすると高価なのだが、意外とApple製品の付属品の価値を認識できている人は少ない。メルカリなどをみてみれば新品未使用の純正イヤホンが1000円未満で出品されている。

単品で購入しようとすると、3000円弱する商品だ。

単に供給過多で価格が落ちきっているだけかもしれない。

USB-C端子イヤホン「SONY STH50C」

このイヤホンはスマホとタブレットのためのカナル型イヤホン。USB-C直結のイヤホンで信頼できるメーカーから発売されているものは少ないので、USB-Cイヤホンを検討するなら、必ず候補に上がるだろう。

安定の音質とかさばらない柔らかいケーブル、飽きのこないシンプルなデザインが魅力だ。

3.5mm端子ヘッドホン「Sennheiser HD 599SE」

2週間ほど前に購入した有線のヘッドホン。開放型のオーバーイヤー型という、持ち運んだり外出先で使う用途には使うことのない、自宅用のヘッドホンだ。

軽いつけ心地で抜群の装着感。長時間使っていても疲れない。

メリハリの効かない自宅作業にオンオフのスイッチを入れてくれる。

ブログ書くぞ!とかピアノ練習するぞ!とか、集中したいときにそのモードに切り替えられるアイテムとして製品以上の機能を果たしている。

再認識した有線イヤホンのメリット

世間が自粛しているタイミングで巡り巡って有線の魅力に気づいたわけだが、その第一の理由は、引きこもるからこそポータブルである必要やノンワイヤーである必要がないからだ。

その他には

  • ワイヤレスよりも安価
  • 大事に使えば長持ちする
  • 充電を気にする必要がない。
  • 電源のON/OFFから解放される。
  • 紛失のリスクが圧倒的に減る。
  • デバイスの接続切り替えが結構ストレス。

といったメリットがある。当たり前のことばかりだが大事なことだ。特徴なんて有線無線ともに一長一短なのだが、ワイヤレス製品が金額的に高価なため、全体としての機能が上位互換であり優れているような錯覚に陥ってしまう。

指紋認証より顔認証が全てにおいて優れているわけではないのは、今日のマスク生活で皆が痛感していることだろう。高価だから優れているわけではないし、テレビの画質がHDから4Kになるような同一線上の技術ではないことを強調しておきたい。

5000円の有線イヤホンとワイヤレスイヤホンがあったら、有線の方が音質が良いのはあたりまえだし、イヤホンのような小さな機械のバッテリーは寿命が短いが、有線は長持ちさせようと思えばかなり長く使える。

それから、イヤホンを始めとする画面のない機械の電源を入れるという行為は日常の些細なストレスになっているのではないか。ボタンを長押しする瞬間は多少なりとも集中力を削がれるじれったさがあると思う。

最終的にワイヤレスはAppleに辿り着く。

ここまで散々、あれほど一途だったワイヤレスに文句を連ねてきたわけだが、一周回ってApple はやはりユーザー体験というものを大事にしていることを感じた。

現在僕が使っているApple系イヤホンは、この2つだ。

  • Apple AirPods with Wireless Charging Case
  • Beats Solo Pro Wireless

どちらも電源を入れるという行程からボタンを排除しているのがいい。

AirPodsはケースから取り出すだけ(これは他の完全ワイヤレスもそうだが)、Beats Solo Pro はヘッドホンを折りたたんだ状態から開くだけ。

そしてAppleの端末なら起動時にイヤホンのバッテリー残量がポップアップ表示される点など、細かい配慮が素晴らしいと改めて思った。

AirPodsに関してはそもそもワイヤレス充電に対応している完全ワイヤレスイヤホンが少ない中で必要十分な機能と快適なユーザー体験を提供できるのはさすがだ。

誰からも望まれていないライトニングケーブル充電端子というデメリットもワイヤレス充電でうまく補っている。

Beats Solo Proはまだ発展途上な気もするのであまり多くは要求しないが、現段階では必要十分だと思う。

Appleのイヤホンは何よりシームレスでシームレスで、そしてシームレスな使い心地が一番の特徴だ。

Apple製品間での接続の切り替えが圧倒的に楽ちんなのだ。同じApple ID を設定していれば製品情報も自動で共有してくれている。

これはAppleにしかない強みなので、この機能の恩恵は思いっきり享受しておこうと思う。

ここまでAppleをべたぼめしてきたうえ、iPad ProとMacbook Pro を愛用している僕だが、肝心のスマホは Google Pixel という奇妙なことをしている。

ライトニング端子モデルとUSB-C端子モデルの選択制だったら最高なんだけどなぁ。

今回は部屋にこもるなら有線イヤホン!という話でしたー

  • この記事を書いた人

やぬぬ

元僧侶のWeb系エンジニア。シャチと皿回しが好き。

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